MA-LSPRO 「プロフェッショナルレーザーゲームマウスMA-LSPROレビュー 」
サンワサプライから発売されたプロフェッショナルレーザーゲームマウス「MA-LSPRO」が発売された。このマウスの特徴は、FPSなどのゲームを快適にプレイできる4つの機能についてレビューしていこう。
プロフェッショナルレーザーゲームマウス MA-LSPRO レビュー
まず、「MA-LSPRO」の基本スペックは以下の通り。
プロフェッショナルレーザーゲームマウス MA-LSPRO
メーカー:サンワサプライ
価格:8,190円(税込)
| インターフェース | USB HID仕様バージョン1.1準拠(USB2.0でも使用可能) |
|---|---|
| 分解能 | 2000/1600/800カウント/インチ |
| フレームレート | 7080フレーム/秒 |
| レポートレート | 1000Hz |
| スピード | 45IPS |
| 加速 | 20G |
| 読取り方式 | 高性能レーザーセンサー方式 |
| ボタン | 2ボタン、4サイドボタン、ホイール(スクロール)ボタン |
| ケーブル長 | 1.8m |
| サイズ | W55×D120×H35mm |
| 重量 | 55g |
| 対応OS | Windows Vista・XP・2000 |
ゲームをより快適にする4つの機能
| 「MA-LSPRO」は、「インテリジェントメモリーボタン」、「レーザーセンサーエンジン」、「カウント切替ボタン」、「プログラマブルホットキー」といった4つの特徴がある。「インテリジェントメモリーボタン」は、付属のドライバソフトをインストールすることで最大5つのプロファイルを設定して記憶することができる。通常プロファイルはひとつしか設定できないので、複数のゲームをプレイする場合はそのたびに設定を変更しなければならない。この設定が面倒になり、結局はデフォルト設定でプレイしている人も多いだろう。 |
「MA-LSPRO」はFPSなどのゲームで重要視されている「正確かつ素早い操作」をコンセプトに開発されている。毎秒7080フレームの高速画像読み取りを実現したレーザーセンサーを採用して、スムーズかつ正確な動きを実現している。また、最大分解能は2000dpi。分解能は「マウスの精度」のことで分解能が高いほど正確な動きを行なうことができる。ドライバソフトでも分解能の設定はできるが、マウス本体に2000dpi/1600dpi/800dpiの3タイプの分解能へ切り替えられるボタンが用意されており、簡単に切り替えることができるようになっている。また、ドライバソフト上でポーリングレートを100/500/1000に変更できる。ポーリングレートとは、1秒間にPC側に信号を送信する回数。この値が高いほうがPCに伝達する遅延時間が短くなる。しかし、何ミリ秒というレベルの違いなので体感的には劇的に速くなるというものではない。

分解能の切り替えスイッチはホイールボタンの真下にあるので、瞬時に変更可能だ。
中央のVproのボタンを押すことで、プロファイルを切り替えることができる。
ゲームに非常に便利なプログラマブルホットキー
| 通常の左右ボタンとホイールボタンに加えて両サイドにふたつずつのサイドボタンを装備した7ボタン仕様。これらのボタンにダブルクリックや特定のキーを設定、マクロといったユーザーが設定した動作を登録することが可能。マクロは最大32種類のキー・イベントを記録できる。キー入力後の時間差の記録やマクロで設定したキー・イベントを繰り返し行なったり、設定したキーを入力し続けたりが可能なオプションも用意されている。複雑な操作も1回のクリックで対応できるので、非常に操作が楽になるというわけだ。なお、MMORPGでよく使う所持品ウインドーを開く“I“キーやクイックスロットのファンクションキーなどは、シングルキー設定で登録できる。このようにキーの割り当てを上手く使えば、マウスだけである程度の操作ができるようになるのがポイントだ。 |
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シンメトリーな外見と視覚的で分かりやすいドライバソフト
外見を見てみると、長時間プレイでも快適にプレイできるようにラバー塗装が施され、汗がかいても滑りにくく手にフィットする感じだ。また、ユーザーの手の大きさや癖などを考慮して、左右対称デザインを採用されている。筆者のように左利きのユーザーにとって非常に使いやすい。両サイドのボタンも自然に親指が触れるところにあるので、違和感なくサイドボタンを使うことができる。マウスによってはこのボタンの位置が微妙にフィットしない場合があるので、折角設定しても使い勝手が悪くて使わなくなった人も多いことだろう。マウスで操作できるキーがひとつ増えるだけで、操作が格段に上がるようになる。
「インテリジェントメモリーボタン」や「プログラマブルホットキー」の機能を使うには、付属のドライバソフトをPCにインストールする必要がある。ドライバのコントロールパネルを開くと基本設定のほかにウィンドウポインタ速度調整の詳細設定、ダブルクリック速度とスクロール速度の設定の感度オプションがある。ウィンドウポインタ速度はマウスカーソルの移動スピードを調整できる。分解能を2000dpiに選択して、マウスカーソルが速いと感じるなら設定を下げ、使いやすいスピードに調整することもできる。コントロールパネルは、視覚的でとても分かりやすい。マクロの設定は、キー入力と次のキー・イベントまでのディレイによって利用できるイベントが変わってくる。キー・イベントは32種類登録できるが、実際のところは8~11のキー入力を記憶する程度に留まる。ディレイをかければそれだけキー・イベントを消費するので、登録できるキーはさらに少なくなる。きちんとマクロ設定をする人にはちょっと物足りないかもしれないが、複数のキーの組み合わせだけならば十分と思っていいだろう。なお、クリック続行設定にしておけば、Altキーとの組み合わせやCTL+ALT+DELといったキーを同時に押す作業もワンキーでできるようになる。

設定できる項目は11種類。サイドのボタンに右クリックの機能を登録することもできる。
マクロはキー入力の登録のみ。マウスカーソルのトレースができないのは、ちょっと残念だ。
実際に使用してみて気付いたこと
| ここからは実際に筆者が使用した感想を書いておこう。上記でも書いたが、筆者は左利きで、これまでマウスの選定には結構うるさい方だった。右利き仕様のマウスだとどうしても不便であったので、「MA-LSPRO」のような左右どちらでも利用可能な形はとても嬉しい。また、ケーブルは布巻きになっているので非常に太くしなやか。ケーブルに負荷をかけすぎてマウスを壊してしまった経験がある身としては、頑丈なのはとてもいいことだと思う。手にフィットしてとても快適だが、ごくたまに分解能の設定が勝手に切り替わったのが何度かあった。ドライバの問題なのか、こちらの設定が悪いのかが分からない。実害はあまりないが、もしドライバの不具合ならばきちんと修正してもらいたいところだ。 |
複数のゲームを同時にプレイしている人にオススメ。
ゲーマー向けマウスとしても合格点
上記で散々言っているが、手にフィットして複数のゲーム用のプロファイルを登録できる点でいえば、ゲーマー向けマウスとしては合格点。ただ、複数のゲームを同時にプレイしない人にとっては、「インテリジェントメモリーボタン」はそれほど重要な機能とは思えないかもしれない。しかし、シングルキーやマクロといった「プログラマブルホットキー」は、ゲームでなくても利用できるのでショートカットキーを多用するユーザーには重宝するはずだ。11月上旬時点での実勢価格は6000円を切るところまできているので、左右対称型マウスに魅力を感じるのなら「MA-LSPRO」を選択肢に入れてもいいだろう。







